
「kOe」vol.17
出演|
宇城悠人 (脚本家・編集者)
細井徳太郎 (ギタリスト・シンガーソングライター)
岡田玲奈 (表現者)
米澤一平 (タップダンサー・場作り)
「kOe」vol.17
声ほど、多様な表現や解釈できる概念はないような気がする。声は、音(器楽/声楽/発声)や言語(文字/発話)に限らず、生物/無生物を超えた魂の存在や意思そのものを表すような言葉である。
この企画は「声」というテーマを起点に、「声」の可能性/聴くことを捉え直すような試みをします。アーティストの新たな表現を模索し産み出す力と、鑑賞者の聴く力と共に毎回異なるパフォーマンス/問いの場を設けます。
(企画/主催:米澤一平)
—
出演|
宇城悠人 (脚本家・編集者)
細井徳太郎 (ギタリスト・シンガーソングライター)
岡田玲奈 (表現者)
米澤一平 (タップダンサー・場作り)
会場|水性
住所|東京都中野区新井1-14-14元・清水屋クリーニング店
時間|19:00開場 19:30開演
料金|2,500円
/ U29 2,000円
/ U19 1,500円
(小学生以下無料)
予約|info.i.yone.tap@gmail.com
—
【会場について】
会場は、中野駅北口から徒歩8分の新井薬師あいロードという商店街通りにあった56年の歴史をもつ元クリーニング店をリノベーションしたスペース「水性」(since2023)。
リニューアルされた空間は以前のクリーニング店の跡を残しながら、店主(で写真家の)前澤秀登さんの写真の色彩感覚を活かしたような印象を受ける(自然光に照らされる柔らかい色味に温かみや優しい距離感を感じるような)。
また会場の内と外とを仕切る全面ガラス張りの境界がありながらも、商店街通りや行き交う人々との空間的な繋がりや街との共生を感じることもこの場所の不思議な魅力を思う。
—
【プロフィール】
米澤一平
(タップダンサー・場作り)
1989年生まれ東京出身。タップダンスの技術をベースに踏む行為を通じて床や空間の音、場所の声を引き出すように演奏するパフォーマー。また、人が場所に集まるという状況を起点に異ジャンルの表現者たちが即興的にパフォーマンスする企画を行う。演者/鑑賞者双方がその場に表れる状況と向き合う/対話する姿勢や態度そのものを人間のリアルなパフォーマンスと捉え、特定のジャンルにカテゴライズできない唯一無二のライブパフォーマンスの場を創出する。
宇城悠人
(脚本家・編集者)
1998年、滋賀県生まれ。演劇・コントを創作する集団「不条理コントユニットMELT」で脚本を担当。科学史、宗教、伝統芸能などを題材に、重く社会的なトピックを「笑い」の構造に落とし込む作風を得意とする。
また編集者として主に宇宙技術や自然科学を扱う児童書・学習図鑑・絵本の企画・編集に携わる。
細井徳太郎
(ギタリスト・シンガーソングライター)
群馬県伊勢崎市出身。大学卒業後上京し橋本信二氏に師事。現在、ジャズ・即興演奏、自身の弾き語りやバンド活動に加え、ロック・ポップスバンドのサポートや録音、アート作品への音楽演奏、演劇の参加、作詞作曲の提供とジャンルを超えた幅広い活動を展開している。
シンガーソングライターとして1stEP『スカートになって』1stAL『魚 _ 魚』をそれぞれリリース。2025年大友良英とのデュオ作品『OTO』リリース。
岡田玲奈
(表現者)
石川県能美市出身。幼少期よりモダンダンスを始める。大学ダンス部での創作活動を経て、東京での舞踊活動を開始。
現在、ダンスカンパニー〈BATIK〉所属。
自身でもダンスグループ〈Null〉を立ち上げ、代表作は国内外で幅広く上演され、振付家としても活動中。今春から愛知県芸術劇場ダンスアーティストとなる。